こどもの習い事として柔道という選択肢

 「礼に始まり礼に終わる

   誰でも一度は聞いたことがある言葉だと思います。

   この言葉は日本古来の武道である柔道の基本精神です。

   道場への入場時、また練習や試合の前後には必ず「礼」を行ないます。

   これは柔道というのは相手が居てこそ成り立つ競技であり、

   日々の練習、あるいは戦いの中で切磋琢磨(せっさたくま)しあう相手がいてこそ、

   初めて自分自身を高めることができるという考え方から来ています。

     「初めから終わりまで相手に対する敬意を失ってはいけない」

     「勝ったにせよ負けたにせよ、相手への敬意を忘れてはならない」

   つまり、やなせ柔道会では「礼に始まり礼に終わる」の基本精神を教え、

   礼儀を重んじる心を持つ子どもに育てます。

 

 「柔道は全身運動です

   柔道は全身運動の為、ほぼすべての筋肉が鍛えられることになり、

   柔道以外での運動能力も高めることができます。

   特に受け身などの練習を通して怪我の回避能力や外部打撃からの抵抗力も増します。

   つまり俊敏にして頑健な子どもに育ちます。

   極端な例ですが、車にはねられた子どもが、柔道を習っていたことで受け身が取れ、

   怪我をせずに済んだという話も聞きます。

 

 「大きな声ではっきりと

   一度、武道場へ見学しに来ていただければ分かると思いますが、

   練習中の武道場は受け身をとる音などで、とても賑やかな場所です。

   この環境で挨拶一つしようとしたときでも、大きな声ではっきりと言わないと

   周りの人には全く聞こえません。

   やなせ柔道会で柔道を習うことで、自然と大きな声ではっきり話すことが身につきます。